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長いおつきあい

以前、このblogでもご紹介させていただいたのですが、
胃腸が弱い私は、朝の通勤電車で何度も地獄を見た事が有りました。
(その様子は→コチラ
それがこの4月、岐阜から名古屋へと転勤になり、
通勤時間も約30分、そのうち電車に乗っているのは十数分なんです。
おかげ様で、そんなめくるめく、忌まわしい経験も、
もはや過去の笑い話となりつつあったんです。

----そんな平穏な日々を送っていたある日の事----

朝、人でごった返す電車に揺られ、職場へと向かっていた時の事です。
下腹部に、ほんの些細な違和感を覚えました。
その違和感は、寄せては返す波の如く、一定の周期を刻みつつ、
徐々にその存在を増し、違和感から痛みへと変化して行ったのです。

「間違い無い」

過去、幾度となく死闘を繰り返したあいつ・・・。
脳裏をよぎるのは禍々しい記憶ばかり・・・。


・・・ただ、その都度死線を乗り越えてきた私にとって、
ほんの十数分を堪え忍ぶ事など、もはや容易い事でした。

平静を装い、音楽に集中し、括約筋を締め上げる。
その間、何度も執拗な攻撃を繰り返すあいつ。
ただし、私の括約筋を打ち負かすには、絶対的な時間が足りません。
括約筋に十分な余力を残したまま職場へと到着した私は、
上着をロッカーに掛ける余裕を見せつけつつトイレへと向かい、
あいつに引導を渡すかのように、一気に片をつけたのでした。

・・・戦いを終え、大きくひとつ息をつき、
あいつを葬り去ろうとしたその瞬間・・・。






「な・・・・なんだと!?」





09051901.jpg
やはり、あいつとの戦いに果ては無いと・・・。


・・・さて、海水魚を飼育する上で果て無き戦いと言えば、
やっぱり、その代表に上げられるのが白点病ですよね。
また、程度や頻度はまちまちですが、誰しも一度はお目にかかったり、
とにかく現在進行形でお目にかかっていたり・・・する事と思います(^^;
よくよく、その狡猾さに辛酸を舐めさせられ、
くらいつく様に、いくつかの方法で戦いを挑んで来た私ですが、
きっと、白点への対処法・治療法も十人十色だと思いますし、
いろんな方法を用いて治療に臨んでみえますよね。
とにかく、そんな白点病治療について、つたない私の経験で感じた事を、
けっこうな長文で書きつづってみたいと思います。

まず、今まで私が経験した事のある治療法は以下の4種類です。

1.無脊椎OKの「白点やっつける系」の薬
2.低比重法
3.換水法
4.GFG


「1」については、商品名は忘れましたが、
その昔リーフタンクを維持してた頃「これは画期的だ!!」と、
喜び勇んで飛びついて、数日後、泣き崩れた記憶が有ったり・・・。

ただし、当時私が使用したのは「やっつける系」の薬でした。
「無脊椎OK」な薬でも、例えば魚の粘膜を保護してみたり、
物理的に子虫を吸着してみたり、色んな種類の薬が有りますよね?
それに、水槽毎の条件によっても効果は違って来ると思います。
実際ネットを見ていると、眉毛に唾を塗ったようなのから、
効果を上げている物まで「玉石混在状態」な印象を持っています(^^;
そして「治療」というスタンスで望むのであれば、
まずは対象から外れるのかな・・・と思います。(私見です。)

そして、2~4については、各々「白点の治療」
という点だけに着目すると「確実に効果有り」だと思います。
それぞれの治療法のロジックを簡単にまとめてみると、

低比重法→脊椎動物と無脊椎動物の浸透圧調整機能差を利用
換水法→白点のライフサイクルを利用して物理的に白点を除去
GFG→白点が魚の粘膜を突破するための物質を作れなくする

     
各々、理論立ててよく考えられているなぁと思います。
それぞれの治療法は、過去記事等に委ねるとして、
治療してみて思った事は、それぞれ「何故白点に効くのか?」
という部分を理解せずにやると、それは諸刃であるという事です。
各々の治療法が白点治療に効果的である事は、
実践してみて分かりましたし、ネットから情報は拾えます。
それこそ魚水槽であれば、前述の方法をきちんと用いれば、
少なくとも「白点で魚を落とす」という事は無くなると思います。

が、それぞれ、良い事ばかりではなくて、
バクテリアや魚に対する副作用も、それ相応に有るそうです。
「白点は治ったけど魚が落ちた」では本末転倒ですし、
「白点は治ったけど水槽が崩壊した」では、本末転倒過ぎますよね(^^;
なので今回は、自分の経験と見聞きした情報から、
各々の治療法の欠点をまとめてみる事にしました。

以下、各々の治療に関する欠点(弱点?)です。

【低比重法】
・低比重に弱い種類は、比重を下げすぎると状態を崩す。
・長期的に見ると魚に悪影響が出るらしい
・バクテリアに影響がある
・治療を繰り返すと、耐性を持った白点が出現する(らしい)


私、以前は低比重原理主義者でした。
悪夢の白点旋風に終止符を打ったのも低比重法でしたし、
比重を下げるだけで、白点が治るなんて、なんて鉄板なんだ!!
・・・・と、思っていました。
実際、白点に対しては非常に良く効きました。
が、やはり低比重に弱い個体にはダメージが有りますし、
それが原因で落ちた魚も居ました。(特に小型ヤッコが弱い印象)
☆る魚も居るような状況下で、6週間も過ごす訳ですから、
一見元気そうに見えても、やはりそれ相応のダメージは残るそうで、
長期的な目で見ると影響が有るそうです。
そして当然、濾過バクテリアにも影響が有りますし、
中途半端に治療を繰り返すと、低比重に耐性を持った、
スーパー白点という隠れキャラが出現するとか・・・。
比較的、手軽に実践出来ますが、リスクも大きい気がします。


【換水法】
・水槽全体の治療は難しい。(と言うか不可能?)

換水法は、魚に対する負担が最も小さいと思います。
白点のライフサイクルを逆手に取った治療法ですから、
1週間も有れば、確実に治療が可能な方法だと思います。
なので、こと「魚だけを治療する」のであれば、欠点は無いと思います。

ただ、魚だけ治療しても、水槽自体に白点がブルームしていると、
治療→再発→治療→再発・・・・の無限ループに填り込むだけなので、
他の方法との併用で、相乗的に効果を発揮する方法だと思います。
以前、一度だけ無謀にも、90cmOF水槽を連日全換水して、
「メインタンクで換水法のみで治療」という画期的(?)な方法で、
治療を試みましたが、塩とキーパーの気力が保ちませんでした(T_T)
なので我が家では、新魚導入時の検疫時に実施しています。

     
【GFG】
・用法、用量によってバクテリアに影響がある

GFGを用いた白点治療は・・・1回しかやった事ありません(^^;
なので、絶対的な経験値が足りていないので、
まだまだ未知な事ばかりだったりします・・・。

今回私が実施した方法は、劇的に白点に効果が有りました。
ただ、それは「GFGが濃すぎたからではないか?」と思っています。
パブリックには「GFGが白点に効く」とは言われてませんし、
その用量に関しては、中々明示されているサイト等も有りません。
なので今回、用量は手探りだったのですが、
低比重法並に効いてしまいました。
これはひとえに、「濃すぎたから」では無いかと思っています。
(「それでは濃いのでは?」という御指南も頂きました。)
そして、GFGも多分に漏れず、濾過バクテリアに影響するそうで、
実際、過去にGFG治療で水槽が崩壊したという事例も有るそうです。
それを聞いたチキンハートな私は、
ある程度効果が確認出来た段階でGFG治療を切り上げました(^^;

・・・と、長々と私の白点闘病記をまとめてはみたものの、
今現在我が家の水槽で、白点が根絶出来たかと言うと「否」です。
我が家で最も白点の罹患状態が分かりやすいのがタテキンなのですが、
今現在も、定期的にじみ~にスポット状の抜け跡が有ります。
09051902.jpg
以前は、憎き白点公国との戦いには「根絶」を旗印として望んでいました。
そして、いくつかの方法で根絶を狙ってみたものの、
一度持ち込んでしまった白点を、魚を飼いつつ根絶するのは、
なかなかに難しい所行だという事が分かりました。

知れば知るほど、長いお付き合いになる白点・・・。

ここ数ヶ月は、比較的落ち着いてはいるものの、
次にブルームし始めた時、一体どんな方法を用いるべきか??
銅治療も視野に入れて、来るべき日に備える昨今でした。
(来ない方が良いんですけど。)

今日のベニゴンベ
09051903.jpg
「長いわコレ。」


おしまい。      

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テーマ : 海水魚 - ジャンル : ペット

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