Centropyge tofu

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学 名:Centropyge tofu
和 名:ヒヤ・ヤッコ
分 布:日本全国
食 性:食べられる。
解 説:
本種は、古くから日本人に楽しまれているヤッコであり、
アクアリストではなくても、その存在を認知している人気種である。
なお、本種の出現は夏場に集中しており、
晩秋から冬にかけて不思議と姿を消す事が知られているが、
近年の研究により「ユ・ドウフ」等に擬態し、
越冬している事が明らかになった。

また本属には、「モメン」「キヌゴシ」「ゴマ」「タマゴ」などを代表に、
非常に多くの種が存在するが、それらを同種とするのか、別種とするのか?
研究者によって考え方は様々である。
近年では「オトコマエ」等も発見され、更に研究者達を悩ませている。

通常「モメン」と「キヌゴシ」を指して「ヒヤ・ヤッコ」と呼ぶ場合が多いが、
本種の総称を「ヒヤ・ヤッコ」と呼ぶケースも有り、明確な線引きはされてない。
また、地域による個体差が大きい種類である事から、
一般種でありながら、いつまでも飽きが来ないのも本種の魅力である。



さて、そんなヒヤ・ヤッコなんですが、
「ヤッコ好き」を標榜しつつ、実は私、飼った事がありませんでした(^^;
やはり、何においても「基本を踏まえる」というのは大切な事です。
ですから今回は、基本に立ち返り「ヒヤ・ヤッコ」に挑戦したいと思います。

海水魚飼育において「個体の選別」って重要ですよね(^^
ですので今回も、じっくりと時間をかけて、
各々の個体を吟味していたのですが・・・。
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ド素人の私には、どの個体も全く同じに見えてしまいます。
それなりに選魚眼を養ってきたつもりでしたが、まだまだですね。

餌を打った時の反応なども確認してみたかったのですが、
あいにく、店員が見つからず確認出来ませんでした。

今回チョイスしたのは「キヌゴシ」です。
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早速、パッキングを解き、トリートメント皿へ放ってみました。
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均整が取れたマッシブな体型は、まさに「ヒヤ・ヤッコ」です。
様々なカラーバリエーション個体が存在しますが、
やはり私はこの、まるで絹の様な白さに惹かれてしまいます。

ですが私、この段階でひとつ、ミスを犯している事に気付きました。
そう、トリートメント皿へと放ってみて初めて分かったのですが・・・。




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どうやら、HLLEだったみたいです。
今までの飼育歴において患った事のない病気ですし、
そもそも、治療のノウハウすら有りません。
過密水槽で果たして治癒出来るのか?全く自信が有りません。
出だしから、いきなりつまづいてしまいました(T_T)
ただ、命に関わる病気ではありませんし、気を取り直して・・・。

やはり新入りの導入時には気を遣います。
極力、白点やその他の病気などは持ち込みたくありませんから、
検疫&トリートメントは、きちんと実施する事にしました。
まず、個体の状態を見つつ淡水浴です。
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しかしこの個体、淡水浴中でもどっしりと構えていて、
まるで意に介ささないといった雰囲気です。

トリートメント中ではありしたが、状態も落ち着いて居るので、
餌に対する反応をチェックしてみたのですが・・・。
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人工飼料には全く反応しませんでした。

普段なら、ショップでの餌食いも考慮して個体を選ぶのですが、
「一般種だし餌付けには苦労しないだろう。」
と、安易な気持ちで個体を選んでしまったのが失敗でした。
ですが、見た感じ個体の状態は悪くなさそうなので、
トリートメントと並行して餌付を行う事にしました。

嗜好性の強い餌から、徐々に慣らして行くのが餌付けのセオリーです。
ですからここは、基本中の基本、これをチョイスしました。
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嗜好性が強く、更に植物性なので、使いやすい餌ですよね。


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・・・がしかし、これでもヒヤ・ヤッコは全く反応しません。
どうしてしまったんでしょうか??

この段階で、まだ焦る必要は無いのかもしれませんが、
なにぶん、餌付け経験の少ない自分ですから、不安になってしまいます。
とりあえず、一口でも良いから食べて欲しいと思って、
更に嗜好性の強い餌を与えてみる事にしました。
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そう、液体フードです。

液体フードを染みこませて嗜好性を良くする作戦です。
ヒヤ・ヤッコの餌付けにはポピュラーな方法ですが、
我が家では、この液体フードに対して・・・



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刻んだガーリックエリクサーを漬け込んで使います。
これによって、液体フードにガーリックエリクサーの風味が移り、
抜群の嗜好性を誇る液体フードへと進化します。
更には、数日間漬け込んだガーリックエリクサーも、
独特の辛みと風味に、液体フードの旨味が染み込み、
これがまた、最強の餌付けフードとして使えます。






そして結果は・・・・。





これでも、ヒヤ・ヤッコは反応しませんでした(T_T)
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今までヒヤ・ヤッコの飼育経験が無いので分からないのですが、
正直、ここまで食べないとは思っていませんでした。
シマやスミレの餌付けに腐心する話はよく聞きますが、
「ヒヤ・ヤッコの餌付けにてこずった」
なんて話は聞いた事が有りません。
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やはり、今回連れてきた個体がハズレだったのでしょうか?
もしかしたら、この個体が当blogに登場するのも
今回で最後になる可能性も有るので、
記録のために、動画をアップしたいと思います。




今日のベニゴンベ
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「石は投げないで!!!」



ネタ原案:アイビーファーム代表アイビーさん(^^

おしまい。
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