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魚は友達、餌じゃない

いよいよ2011年も残りわずかとなりました。
絶賛放置中の過疎blogにも関わらず、
生暖かく見守って下さった皆様、本当にありがとうございました。
当面、こんな具合で更新する事となりますが、宜しくお願いします。

さて、

↑昨年末、ここまで書いて他事が忙しくなって放置。

↓ここから新年


新年明けましておめでとうございます。
まさか、年末年始のご挨拶を同一記事で済ませてしまうとか、
斬新過ぎるにも程がある拙blogですが、
2012年も(は)薄く更新して行くつもりですので、
「月刊Carry on!!!」を末永く宜しくお願い致します<(_ _)>


と、言っている今は既に2月なわけですが。


さて、水槽再構築中の我が家ですが、
従来の「往年の巨人軍方式」の、五月雨式投入路線を改め、
欲しい魚を狙い打ちし、逐次投入する路線で行こうと思ってます。

ちなみに(クドイようですが)敢えて断っておきますが、
別に「往年の巨人軍方式」を否定するつもりは毛頭なくて、
それをキープできるスキル(や設備)が有るのなら、
思う存分衝動買いすれば良いと思うのです。

ですが、こんな私の辞書にだって「自重」の文字は存在するわけで、
とりあえず水槽崩壊させた手前、
「杉内だ!ホールトンだ!村田だ!」
ってのに気乗りしないってのも事実なのですよね。

あ、ちなみにそれは我が家の水槽についての話で、
我が読売巨人軍が金に物を言わせて補強する事には何ら疑問を感じません。
ええ、ええ、言いたい事は分かりますよ?
でもね、敢えて批判承知で書きますが、
もちろん、太田や宮國などの生え抜きを育てつt(ry



もとい。



ここ数ヶ月、本棚から海水魚カタログを引っ張り出しては、
「次に何入れよう?」と、考える日々を過ごしています。
で、3歳になった下のチビが、この海水魚カタログが大好きで、
本棚から勝手に持ち出して、1人で眺めているのですが、
それが奏功してか?チビを連れてショップに連れて行くと、


「このお魚死んだよねー」とか、
「このお魚、また買うの?」とか、


言うので、わりと切実に困ってしまいます。
ショップ店員の微妙な表情が辛い時が有ります。

それはさておき、やはり混泳の相性ってのはとても重要ですよね。
種類、飼育期間、食性、などなど様々な問題がついて回りますが、
仮に首尾良くそれら諸問題をクリアしたとして、
世の中には「決して超えられない壁」が存在するのです。

その「壁」は、かの名作「ファインディング・ニモ」の中でも描かれています。

ニモ救出の旅に出たカクレクマノミのマーリンとナンヨウハギのドリー。
2匹が道中で出会った「ホホジロザメ、シュモクザメ、アオザメ」のサメトリオ。
彼らは、ハギとクマノミに相対し、劇中でこう自戒していました。



「魚は友達 餌じゃない」



そう、つまりそういう事なのです。

サメにとって魚とは、タンクメイトではないです。
ありていに言うならば「食べ物」なのですよ。

そう、つまりは餌なのです。

「ファインディングニモ」とは、
「肉食魚」と「魚」という、相容れない関係を主題とし、
マリンアクアリストと混泳の苦悩を綴った、悲哀に満ちた名作でした。
※念のために断っておきますが、半分くらいウソです。

そして崩壊前の我が家の水槽には、
基本的に中~大型魚が多かったものの、
カクレ、ベニゴン、ホンソメ、デバなどなど、小型魚も泳いでました。
ですが、水槽崩壊を経て生き残ったのは、
カゴガキダイとオニハタ、それぞれ10cmを超えた個体だけ。



ここで、魚屋の血が騒いだわけです。



以前からずっと飼ってみたかったけど、
タンクメイトを考慮して、自重してた魚が居たんですよね。
それがこれ。
IMG_56480.jpg
そう、ミノカサゴなのです(^^
ミノカサゴというか、ハナミノカサゴのブラックタイプです。

小型魚の居る水槽では、迎える事が出来ない魚です。
ニモに登場するサメトリオ宜しく、タンクメイトを餌だと思ってる奴ですからね。

そう、小型魚と肉食魚の間には、超えられない壁が存在するわけで、
こう言っちゃなんですが、水槽が崩壊しなければ、
恐らくは飼う事が出来なかった魚です。
そう、水槽が崩壊したおかげで飼えた魚なのですよね(^^


・・・・つ、強がりじゃないんだからね!


IMG_56590.jpg
ハナミノカサゴは通常「白+レンガ色」のカラーリングですよね?
この「ブラックタイプ」は、一応、カラーバリエーション個体なんだそうですが、
ダイビングでも比較的容易に見られるタイプだそうで、
観賞魚としての流通も多く、お値段も通常タイプと変わりません。
ショップに注文すれば、2~3週間程度あれば入荷可能って聞きました。
(この個体もCEPPOさんが入れてくれた個体です。)

餌は基本的にクリルを食わせているのですが、
この個体は粒餌にも餌付いてくれました(^^
水槽に近寄ると、体を立ててホバリングを始めるので、
狙いを定めて粒餌を放り込んでやると、バクっと飲み込みます。

IMG_56640.jpg
でも、ハナミノカサゴの捕食には独特の「間合い」があるみたいで、
粒餌の場合、この「間合い」を外すと基本的に追いません(-ω-:)
自分の頭に餌が乗っても無反応だったりします。

餌付けに使ったのは、CEPPOで貰った「餌付け棒ver1.0」です。
そのメカニズムですが「極細の針金」・・・・・以外の何物でもありません。
先端にクリルを刺してハナミノの鼻先へ持って行って、
「生きてる風」に動かしてやるのですが、一週間ほどでクリルに餌付きました。

この時のポイントは、自分が「オキアミ」の心境になってみる事です。
自分を捕食するため、目の前に迫り来るハナミノカサゴ。
ただし、あくまでも冷静かつ正確に距離を測りつつ、
確実に一撃で仕留められる間合いを探る、詰め将棋にも似たにじり寄り。
この緊張感と恐怖感が、クリルの動きへリアリティをもって繋がり、
産み出す躍動感は、餌付けの成功率を飛躍的に向上させる事は別にありません。



もとい。



ハナミノカサゴは、ヤッコやチョウと違って、
基本的に性的・・・・もとい。「静的」な魚です。
たいてい、定位置でホバリングしつつ目玉をキョロキョロさせてる程度で、
時々、思いついたようにスーーっと移動したり、
非常にマイペースな魚です(^^

そして「ミノカサゴ」の魅力といえば言わずもがな「長く伸びた鰭」ですが、
「美しいものには毒がある」とは良く言ったもので、
その魅力的な容姿の反面、これまた危険物でもあるわけです。
IMG_56430.jpg


ハナミノカサゴを扱う際、最も注意したのは「毒」の存在です。
カサゴ類が毒を持ってる事はもちろん知ってましたし、
取り扱いには気を遣っていたのですが・・・。
意識し過ぎるとやってしまう。これ、何なのでしょうね?



そう・・・あれは・・・・。



淡水浴を終え、水槽にリリースする瞬間の出来事でした。
プラケから水槽へ移動を促した時、
おもむろに体をばたつかせて暴れ始めたハナミノカサゴ。
これがヤッコやチョウなら、
「魚大暴れで水被ってベッタベタですやんwwwwwww」
程度でお終いなのですが・・・。

この時、数本の鰭がプラケを持ってた手にヒットする悲劇。
ヒットするだけならまだしも、確実に「刺さった感覚」がありました。
で、ハナミノはそのまま、何事も無くタンクへと泳ぎ去ったのですが・・・。




痛ってぇええええ!!!!!




予想通り、程なく襲う激痛。
ただ、予想通りで予想外だったのが「想像以上の激痛」って事(ノεT)
「痛い痛い」とは聞いてたものの、それはもう半端ない痛さでした。

事前に仕入れた知識によると、ミノカサゴの毒はタンパク毒らしく、
患部をお湯に浸すと、熱分解が進んで痛みが和らぐんだそうです。
【ミノカサゴ類の飼育法@南国魚庵】
なのでとりあえず、痛みを堪えてお湯を沸かす事に。




・・・お湯が沸くまで待つ事数分・・・




この数分、体感では数時間に匹敵する長さでした。
まるで自分だけが時間の流れに取り残された感覚。
「お湯くらい、事前に沸かしておくべきだった・・・。」
昨今で最も悔やまれる時間の過ごし方です。
自らの危機管理能力の無さを悔やみつつ、
ひたすら待ち時間に耐える事しか出来ない現状を更に悔いました。




そして、時間と共に増す痛み。




やっと立ち上る湯気。




しかし・・・。




痛みや苛立ちとは、人から冷静さを奪い去ります。
何を思ったのか?
つい数秒前まで火にかかり、沸騰していた鍋にそのまま右手を突っ込む自分。





熱っつぅうううううう!!!!!





そりゃ熱いさ(ノεT)

ただ、今だからそうも言ってられますが、
当時の自分にそんな余裕は一切無し。
慌てて鍋から右手を引き抜くも時既に遅し・・・。
毒とも火傷とも分からない、染みるような激痛に襲われる右手。
ひとつ言えるのは「ひたすら痛い」って事。
煮え湯に水を差し、耐えられる温度まで下げ、再度手を浸す自分。



やっぱり痛い・・・。



「疼く」とはこの状況を形容する言葉なのだと、妙に納得しつつ、
毒由来の痛みが和らぐと共に、少しずつ落ち着きを取り戻しました。
そして、ふと水槽を見ると何事も無かったかのように佇むハナミノカサゴ。

恨めしそうにそれを眺めていると、こちらに気付いたハナミノカサゴが、
おもむろにこちらに近寄ってきてこう言うのです。














IMG_56380.jpg
「いっぱい釣れたかい?」


なんて事が有ったらとっても嫌だなぁと思いました、おしまい。



よい子のみんな!
ミノカサゴの取り扱いには十分注意しようね!



まったねーーー(´∀`)ノシ


※ハナミノカサゴ飼ってる所までは本当です。



おしまい。
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テーマ : 海水魚 - ジャンル : ペット

コメント

ぶっとばすぞ!

てめ~ま~たやりやがったなぁ!!

一人で( ´,_ゝ`)プッ

ってやったオレの怒りは何処へ向ければ~!(笑)

あ、
小学生時、
海で何度もオコゼ踏んづけて
自分で自分の親指にオシッコかけてたの思いだした。。

No title

あけおめ!!

ミノカサゴの姿を瞬間 「この男はやる!!」と期待した通り、刺されて頂きましてありがとうございます。
そしてお湯沸かしてる時点で「給湯器からお湯出せばいいやん!!」ってツッコミ入れてる間に 手突っ込んじゃってくれてありがとうございます。
ブランクあってもトミーさんが変わってなくて良かったわ♪

No title

ことよろ!!!

ミノカサゴちゃん男前やわ~~~~とおもいつつ
長~~~い文章の途中「苔取りん時は毒に注意してね♪♪」って心の中で呟いていたのですが、、、
まさか入海前にさされるなんて!!!!!

なんてドラマティックなの??(筋書き通り過ぎ!笑)

因みに私も「ハオコゼ」に刺された事があります。
「痛い」ですよね(^^ゞ

次のアップ楽しみにしていま~~す♪

PS:下のお嬢ちゃんが3歳だなんて・・・
   時の流れを感じるわ。

No title

サイコー(^.^)
次回の更新楽しみにしています。

No title

おぉ!コメントが開いてる!
ちょっとうれしかぁ~。
毒魚。
魅力すぎますがまだ足を踏み入れたことがありません。
三度目のリセット真剣に悩みました。
猫ザメを卵から~。
フグ、モンガラ水槽♪
もちろんダルマやハナミノなんてこともよぎってました。
しかし海水魚屋でデバを300円で購入、そのままモンガラ隔離水槽へ入れてみたんです。
ご想像の通り。
デバは呼吸が早くなり、モンガラに見つかったと同時にモザイクなしでは見れない姿になれ果てました。
おぉ怖っ☆

僕は大声援の魚です(^-^)
ネタ作りのために何より刺さってくれた事がスバラシイ!

そう言えばウツボなんてどうですか?
ハナヒゲ綺麗ですよ~。

No title

なっなんと奇跡の復活(笑)
次回更新はいつ頃だろうか・・・
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