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季節外れの怪談シリーズ

昨夜から三重の実家にチビを連れて帰省中です。
そんな訳で、週末はアクアネタが有りません。
さて、そんな時はどうしましょう?

  
そんな時は怪談ネタです!


と、言うわけで今日、明日、明後日、3日分の記事を
「季節外れの怪談シリーズ」という事で仕込んでおきました。

今回の怪談ネタ、今日、明日、は友人の体験談ですが、
最終夜の怪談ネタは、またしても私の体験談です・・・・。
はっきり言って最終夜のネタは、
思い出すのもはばかられるほど恐ろしいネタです・・・。


信じるも、信じないも、それは貴方次第、


空きの夜長、少しだけお時間拝借いたします・・・・。



季節外れの怪談シリーズ「後ろに乗っているのは?」

これは私が中学生だった頃の出来事です。
当時私は、自宅の近所にある個人経営の塾に通っていました。
この塾には、数人の同級生も通っており、
塾が終わってからは、近くにある商店で雑談をしたり、
自販機の前で喋ったりしつつ、各々帰路に着いていました。

この塾、辿れば昔お寺だったそうで、塾の講師は住職なんだとか。
(そんな雰囲気では有りませんでしたが)

そしてある日の事。
小一時間の勉強を終え、背伸びしながら教室から出てくると、
知らない間に空は小雨模様。
確か、晩秋の夕暮れだったと記憶しています。

私、A君、B君、C君の4人は、急に降り出した雨にうんざり顔でした。
私を含めた3人は自転車だったため、仕方なく濡れながら帰宅する事に。
ただしこの日、C君だけは学校から歩いて塾に来ていたため、
自宅に電話し親が車で迎えに来てくれる事になりました。

C君の親が来るまでの間も秋雨はのべつ降り続いていました。

そして10分程度して、C君のお母さんが車で迎えに来たため、
私達3人は軽く挨拶をし、雨の中、傘もささず自転車をこぎ始めました。

強さを増した雨脚にいくばくかの恨めしさを憶えながら・・・。

塾舎から少し走った時、C君の乗った車が私達の横を走り去りました。
助手席には、手を振り会釈しながら視線で私達を追うC君。
それを見ていたA君が、雨で濡れたグレーチング蓋に車輪を取られ、
一瞬ふらっとしましたが、幸い転倒するには至りませんでした。
「危ねー、危ねー!」と笑いつつも、次第に強くなる雨。
それぞれ3人、いつもより少し急いで帰路へと着いたのでした。


-そして次の日-


昨夜の雨から打って変わり、高い秋空が広がる青天でした。
学校の昇降口は、登校して来た学生達でごったがえしています。

元々学校でも仲の良かった私達4人は、誰からともなく集まり、
昨夜、塾の帰りにびしょ濡れになった話で談笑していました。
すると、昨夜車で帰ったC君が、A君に向かってこう言うのです。


C君「ところでお前、昨日後ろに誰乗せてたん?」


・・・・C君以外の3人は、その言葉の意味が飲み込めませんでしたが、
C君はこう続けるのです。


C君「ほら、チャリンコの荷台に小さい女の子乗っけてたやろ?」


もちろん、昨夜A君の自転車の荷台には誰も乗っていませんでした。
が、C君は続けてこう言うのです。

C君「もの凄くニコニコして手振ってくれてた子やで?」

そしてA君がこう続けるのです。

A君「そう言えば昨日、急に荷台軽くなって一回よろけたんやけど・・・。」



A~C君「まあ、どうでもええか?あはははは」



・・・・私だけはどうでも良くなかった、良く晴れた日の朝でした。

※(会話が関西弁風なのは「三重弁」です)
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テーマ : 海水魚 - ジャンル : ペット

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